
2015年01月21日
おんぶ紐って素敵だね。
少し前の新聞記事ですが
「消えるおんぶ 一体感生む伝統の子守」
という記事が気になりました。
ぴっぴシッタースタッフでも
「おんぶ紐を使っているママって見かけなくなったね」
そんな話が時々でます。
おんぶ紐は史料として残っている絵をみると
平安時代から、母親の着物の内側におぶられているそう
その後、兵児帯(子供の浴衣帯)などを利用してきましたが
国内メーカーの既製品が出回るのは戦後のこと。
1980年代にアメリカ製が出回り
1993年~コンビとアップリカが販売を開始
2005年~08年にスリングが流行し
2008年から「エルゴベビー」の腰で支える抱っこひもが
主流となり現在に至っているそう
2000年に長女を生んだ私は、出掛けるときは抱っこ
家の中ではおんぶそんな利用の仕方をしてきました。
記事によると今のお母さんにとって「子どもと遊ぶか家事をするか」は二者択一
遊ぶ時には向き合わなければならないと思い込んでいるようです。
おんぶして一緒に洗濯を干してご飯を作る発想がない。
だから家事の間は寝ていてほしいーTVを見ていて欲しいーとなるのです。
おんぶして家事を済ませ、家事が終わったらこどもと遊び
こどもが寝たらその時間に休憩したり趣味の時間を楽しんだら
子育てはもっと楽に楽しくなりそうですね。
お預かりするお子さんにとっては
おばあちゃん世代、おばさん世代が多いぴっぴシッターは
おんぶで子育てをしてきた世代でもあります。
多くのお子さんをお預かりする託児には、おんぶ紐は大活躍
背中にお子さんのおんぶして、他のお子さんと向き合って遊ぶ姿は
常といった感じ。マイおんぶ紐や手作りおんぶ紐を持参して託児にあたるスタッフも多くいます。
大好きなお母さんと密着していられるおんぶはお子さんも大好きです
託児を通して、おんぶの素晴らしさも伝えていかれたら
素敵だなと考えています。
2014年11月28日静岡新聞夕刊より
Posted by ぴっぴシッター at 10:29│Comments(0)
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